群馬県民のソウルフードといわれる「焼きまんじゅう」を題材にしたキャラクターが、紙芝居の世界に登場する。三度笠にかっぱ、脇差しといういでたち。必殺技「あまから剣法みそだれ返し」でみそを飛ばし、悪者を退治する正義の味方だ。

 「姓は『焼き』、名は『まんじゅうろう』。上州は利根川の流れに産湯をつかい、空っ風で鍛えられた江戸時代の渡世人という設定です」。現在制作中の絵本作家、野村たかあきさんは語る。

 焼きまんじゅうには思い出がある。子どものころ、祭りに行けば屋台が並んでいた。ポタポタと落ちるみそ。焦げるにおいが漂っていたという。