秋の味、サンマが高い。24日に北海道厚岸(あっけし)町の厚岸漁港市場であった棒受け網漁の初競りで、1キロ当たりの最高値が1万1千円(金額はいずれも税抜き)と、昨年の初競りの最高値2330円の5倍近い値をつけた。

 厚岸漁協の直売店では、高いもので1匹1050円のサンマが並んだ。道内をツーリング中の東京都渋谷区の元派遣社員さんは「3年前にきた時は1匹百数十円。とても手が出ない」。

 厚岸漁港で23~24日にあった中型船4隻による初水揚げは約900キロ。同漁港など2港での昨年の初水揚げ計約40トンの2%強だ。品薄感が異例の高値を招いたと市場関係者はみる。