コメの消費量が減った原因の多くは、パンの消費量が増えたことでしょう。
パンは「第二の主食」と言っても良いかもしれません。
主食としてのパン
日本でパンが広まったのは、明治初めの銀座木村屋「あんぱん」がきっかけです。
今でも売っている、というのがスゴイです。
パン食が一般化したのは、第2次世界大戦後、GHQの占領政策によるものです。
日本の敗戦後の食料難と、アメリカの余剰小麦の「在庫処分」とが、上手くマッチした結果のようです。
学校給食にパンが採用され、ますますパンは日本人の主食となっていきました。
私もその一人です。
私の毎日の朝食は、野菜ジュースと食パンなんです。
ときどき昼食もパンになったりします。
政策で国民の主食が変わるというのは、驚異的だと思いませんか。
食パンの栄養
食パンは、ごはんに比べますと、
カロリーは約1.6倍、
タンパク質は約3.7倍、
カルシウムは約9.7倍、
鉄分は約6倍、
ビタミンB1,B2は約4倍です。
カロリーさえ気をつければ、決して悪い食品ではありません。
参考資料: