ここでは、フランス料理の調理の基本について学びます。
だし(出汁)
フランス料理で使われるだしは2種類あります。
ブイヨンとフォンです。
この2つは取り方も用途も異なります。
ブイヨンは、煮込むときに使うだしです。
煮出して取ります。
スープを作るときに必須のものです。
フォンは、ソースを作るときに使うだしです。
「フォン・ド・●●●」ということばをご存じかと思いますが、その「フォン」です。
材料を焼いたり炒めたりしたあと、長時間煮込んで取ります。
ソース
ソースを作る手間のためにフランス料理は高価になる、といっても言い過ぎではないと思います。
それほど、フランス料理ではソース作りは重要なものです。
もともと、ソースは、鮮度の落ちた食材の匂い消しのために作られたそうです。
私は、ソースを食べてるのか何を食べてるのか、よく分からない、と思ったりすることがあります。
ソースの由来を考えますと、私のそんな印象は決して変ではないのでしょう。
料理の内容(種類)
3級公式テキスト「フードコーディネーター教本」では6種類のものが挙げられています。
オードブル、ポタージュ、ポアソン、アントレ、サラダ、アントルメです。