フードコーディネーター資格の2級は、アシスタントレベル(中級)の位置付けとなっています。プロを目指す人のレベルです。
フードコーディネーター2級の応募資格は、3級資格認定登録者です。
つまり、フードコーディネーター3級に合格しているだけではなく、FCAJ(特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会)に認定登録していることが必要となっています。
試験は毎年1回行われ、1次試験と2次試験に分かれています。1次試験に合格しませんと、2次試験を受けられません。
以下、試験の概要をお伝えします。
1次試験
1次試験は、フードコーディネーター3級テキストのすべてと、2級テキストの基本部分が範囲となります。
また、これらのテキスト以外から、最近の食に関するトピックスのような内容も加味されます。
2級テキスト
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3級テキスト
フードコーディネーター教本
1次試験は毎年1回、6月下旬または7月上旬に、全国4か所(東京、大阪、名古屋、福岡)の会場で行われます。
マークシート方式です。
合否発表は、7月下旬に本人へ郵送の形で行われます。
試験科目は次のとおりです。
- レストランプロデュース
- 商品開発、生産・流通・消費
- ホスピタリティー&ライフサポート
- イベント・メディア
2次試験
2次試験は、3つの専門分野から1つを選ぶ(予め試験願書に記入します)、穴埋めの記述式問題となっています。
2015年度までは企画書形式の記述試験でしたが、2016年度から変更になりました。
試験範囲は、1次試験の2、3級テキストで、それに加えて応用力も問われます。
3つの専門分野は次のとおりです。
- レストランプロデュース
- 商品開発
- イベント・メディア
試験は毎年1回、8月下旬に、全国2か所(東京、大阪)の会場で行われます。
合否発表は、10月末ごろに本人へ郵送の形で行われます。
なお、フードコーディネーター2級資格認定登録者が他の専門分野を受験する場合は、1次試験が免除となります。
また、FCAJでは試験前に、フードコーディネーター2級試験対策講座を行っています。詳しくは、FCAJのページをご覧下さい。
日本フードコーディネーター協会の公式サイト