私の場合、小学校1年生の給食から牛乳が出されていましたので、中学3年までの9年間、平日はほぼ毎日、牛乳を飲んでいました。
そして、嫌いではありませんでした。
ところが、二十歳を過ぎて、いつの間にか、牛乳を飲むとおなかを壊すようになってしまい、飲むのを止めました。
どうして、こんな体になってしまったのでしょうか?
これは、牛乳に含まれている乳糖を消化する酵素(ラクターゼ)が、体の中から少なくなったか、またはその働きが弱くなっているからだそうです。
大人になるにつれて、そうなってしまう人はいるそうで、日本人の1割くらいには、この症状があるそうです。
牛乳
そのようなわけで、飲めない人もいますが、飲める人にとって、牛乳は素晴らしい栄養食品です。
タンパク質やカルシウムが豊富だというのは、あなたもご存知と思います。
これら以外には、ビタミンAとB2が多く含まれています。
ビタミンAとB2には、成長促進の効果があるといわれています。
これは皮膚の新陳代謝を良くするということでもありますから、子供にも大人にも良いものですね。
チーズ
牛乳のタンパク質や脂肪などを酵素や乳酸菌を使って固め、塩を加え、水切りしたものや、水切り後に熟成させたものが、ナチュラルチーズです。
ナチュラルチーズを細かく砕き、乳化剤を加えて加熱溶解させ、成型したものがプロセスチーズです。
ヨーグルト
牛乳を乳酸菌や酵母を使って発酵させたものがヨーグルトです。
ヨーグルトになりますと、牛乳の乳酸とカルシウムとが結合して乳酸カルシウムになります。
これは体に吸収しやすいんです。
ですので、私のように牛乳がダメな人は、ヨーグルトを食べるのが良いのです。