ここでは、厨房機器の規格と分類について学びます。
厨房機器の規格と仕様
厨房機器は安全かつ衛生であることが必要です。
そのためには規格が必要で、その規格を満たした機器を使わなければなりません。
欧米では強制力のある規格が定められているそうですが、日本の場合は、一般社団法人日本厨房工業会の推奨規格というレベルに留まっています。
厨房機器の分類
3級公式テキスト「フードコーディネーター教本」の「ストレージ機器」とは、おそらく大容量の機器という意味だと思います。
余談ですが、コンピュータシステム関連では「ストレージ」といいますと、コンピュータの記憶装置のことを指したりします。ここでは違うようですね。
さて、「フードコーディネーター教本」では厨房機器について、冷蔵機器、下処理加工機器、加熱調理機器の3種類のみ挙げています。
これ以外にも、次のようなものがあります。
フードコーディネーター3級資格試験範囲外なのだと思いますが、一応挙げてみます。
- 洗浄消毒機器(食器洗い器など)
- 給湯機器(湯沸かし器など)
- 搬送機器(ベルトコンベアなど)
- 板金機器(作業台、シンクなど)
- サービス機器(ディスペンサー、料理保温器など)