子育て世代に響くアイデアメニューが人気の料理研究家、きじまりゅうたさん。祖母の村上昭子さん、母の杵島直美さんも料理研究家で、子どもの頃から自然に料理を学んだといいます。我が家の娘にも料理好きに育ってほしいのですが、包丁や割れ物を持たせるのは親としては怖い……。きじまさんはどうやって家庭で料理を学んだのか、子どもの頃の思い出とともに聞きました。

 ――料理はいつごろから教わったのでしょうか?

 自宅が料理スタジオを兼ねていたので、小さい頃から料理をする祖母や母の後ろをついていったんですね。2、3歳の頃、キュウリの端っこやニンジンの皮を渡されて。それを子ども用のステーキナイフで切って遊んでいました。料理を教えようという感じではなく、「やってみたら?」と遊ぶような感じだったと覚えています。大人用の包丁を持つようになったのは5歳くらいだったかな。

 ――小さい時から包丁を使っていて、けがはしませんでしたか?

 たくさんしましたよ。食器も割りましたし。泣いていると、祖母が「間違った持ち方をしたから切ったんだよ」とか「不注意だったからだよ」と、なぜそういうことになったのかを諭してくれました。