子どもたちに無償または格安で食事を提供する「子ども食堂」。その運営の手助けにもなるカレーを作れないか。そんなアイデアを温めていた福島市の会社役員さんが今年5月に急逝した。49歳だった。遺志を継いで奔走した仲間たちが今月、第一弾の商品を完成させた。

 福島市内のハンバーガーショップ「BLTカフェ」に14日午後、親子連れが次々に訪れた。人気アニメのキャラクターなどに扮したボランティアからレトルトカレーや米を受け取った子どもたちの表情が輝く。

 この日配られたのは約400食。東日本大震災で炊き出しなどの活動をした経営者らでつくるNPO法人「チームふくしま」が寄贈したものだった。