栄養素の3つのはたらきのうち、からだの組織を作るはたらきをする栄養素を「構成素」と呼んでいます。
構成素として、次の栄養素が挙げられます。
たんぱく質
からだの2割弱はたんぱく質でできています。ですので、特に重要な栄養素です。
たんぱく質は、体内で消化されてアミノ酸に分解されます。
アミノ酸はいろんな細胞の主成分となります。
構成素としては、骨、筋肉、皮膚、血液、臓器、毛などになります。
体内外の刺激を受けとる受容体となります。
免疫に重要な抗体となります。
無機質(ミネラル)
無機質にはいろいろな種類があります。
3級公式テキスト「フードコーディネーター教本」には17種類の無機質が挙げられています。
構成素としては、骨や歯、血液の成分となるはたらきがあります。
なお、食品販売に関して、消費者庁の定める「栄養表示基準」では、次の12種類の無機質が表示必要なものとされています。(第1条の2 四)
- 亜鉛
- カリウム
- カルシウム
- クロム
- セレン
- 鉄
- 銅
- ナトリウム
- マグネシウム
- マンガン
- ヨウ素
- リン
参考資料: