たとえば、あなたが定年で会社を退職したとします。
あなたには、今までよりも自由な時間がたくさんできます。
あなたは、その時間を何に使いたいですか?
生きがいのために、何か学習したいとは思いませんか?
「生涯学習」ということばをご存知でしょうか?
このことばは、一般には、人々が生涯に行うあらゆる学習の意味で用いられます。
つまり、学校教育、文化活動、スポーツ活動、ボランティア活動、趣味など、いろんな場面や機会において行う学習が含まれます。
また,生涯学習社会を作ろうという考え方そのものを指していることもあります。
文部科学省の中央教育審議会の「新しい時代を切り拓く生涯学習の振興方策について(中間報告)」という報告書が、平成19年1月に出されています。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1212710.htm
この報告書の「今後重視すべき視点」のなかに、「人の成長段階に即した多様な選択肢を提供する政策の重点化」というものが挙げられています。
この視点は、「人生のある段階の一度の選択でその後の人生の全てが決まってしまうことなく・・・いつでも「学び直し」が可能な環境整備を行う」というものです。
新たに学んだ成果が、ボランティア活動のような社会参加につながれば、生きがいを持つことができるのではないでしょうか。
そのようなことが可能になれば、学習意欲は高まりますよね。
生活も充実すると思います。
では、何を学びましょうか?
もし、あなたが特に思い浮かばないのでしたら、私は「食」に関する学習をオススメします。
そして、目標を持ったほうが学習しやすいと思いますので、資格の取得を目標とすることをオススメします。
食料自給率の低下、狂牛病問題、中国食品問題など、「食」に関するニュースが、毎日のようにありますよね。
あなたも、「食」に関する不安は少なくないと思います。
そのような不安を少なくするためには、「食」の知識が必要です。
そこで、自由な時間を「食」に関する学習に使ってみてはいかがでしょうか。
たとえば、「フードコーディネーター3級」という資格はいかがでしょうか。
詳しくは別のページに書いておりますが、この資格は、広く一般の人を対象としたものです。
単に食品の知識を得るだけではなく、厨房機器、健康と栄養、テーブルマナー、メニューづくりなど、「食」に関するさまざまな知識を得ることができます。
あなたも、生涯学習として、フードコーディネーター3級資格の取得にチャレンジしてみませんか。