コロナ禍で低迷した居酒屋業界を盛り上げようと、串ものを出す居酒屋チェーンの「鳥貴族」と「串カツ田中」が組み、新メニューを8日に発表した。それぞれの商品担当者がお互いの店をイメージして開発した。11~30日に一部を除く全店舗で提供する。

 鳥貴族の担当者が考え、串カツ田中で出すのが、鶏もも肉を揚げた「鶏とうずらたまごのいとこ串」など2品。焼き鳥の定番のせせりを揚げた「せせりカツのタルタル~塩ポン酢味~」など2品は、串カツ田中が考案し、鳥貴族で出す。

 串カツ田中の打診を受けて両者で検討し、当初は「くし」にちなんで9月4日発売をめざした。東京などに緊急事態宣言が出ていたことから延期し、串4本が並んだように見える11月11日に改めて始めることにした。

 串カツ田中ホールディングスの貫啓二社長は8日の発表会で「同じ串を扱うチェーン店ということで、今まで我慢してきたお客様に笑顔になって頂けるようにと企画した」と話した。オンラインで参加した鳥貴族ホールディングスの社長は「居酒屋は夜の街を明るく元気にできる存在だ」と語った。