穀物とは、「農作物のうち、種子を食用とするため栽培されるもの。米・麦・粟(あわ)・稗(ひえ)・豆・黍(きび)・とうもろこしなど」(大辞林第三版より)のことです。

穀物は栄養バランスの取れた食品です。
昔から、これを主食としてきたというのは、人間の生活の知恵でしょうか。
ちょっと感動します。

コメ

日本人の主食。
炭水化物の大部分をコメから取っています。
コメの成分の約70%が炭水化物だからです。

玄米にはタンパク質が7%くらい含まれています(白米ですと10%くらい減るそうです)。
ですので、「コメはタンパク源」というのはウソではありません。

さらに、カルシウム、鉄、ビタミンB、マグネシウム、亜鉛も含まれています。
栄養的にも結構良いです。

また、カロリーは、6枚切り食パンの1枚程度しかありません。
ヘルシーですね。

ところが、こんなにメリットの多いコメなのに、日本人の消費量は減っています。
今は40年前の約半分になっています。

参考資料:

農林水産省「食料自給率に関する統計」